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ファンデーションでお化粧した女性

知って得するコスメの知識(8)

ファンデーションには何が入ってるの?

ファンデーションに入っている嬉しくないもの

お肌を、よりきれいに魅せるために美しくカバーしてくれたり、紫外線からお肌を守ってくれるのが、ファンデーションです。カバー力がしっかりあって、でもふわっと透明感がある、超微粒子のファンデーションもあります。汗をかいても落ちにくく、SPF値が大きいファンデーションも多くあります。

ファンデーションに入っているけど、お肌にとっては良くない成分とは?どんなものがあるでしょうか?そもそも、どうして入っているのでしょう?

1.タルク

タルク
タルクと呼ばれている鉱石を主成分にしたファンデーションも多くあります。
アスベストの発がん性が明らかになり、タルクの安全性が疑問視されるようになりました。アスベストの一種であるトレモライトという鉱物がタルクに付着して形成され、境目がはっきりしないので、タルクにトレモライトが混在している事があるためです。

日本、米国、欧州ではタルクにトレモライトやアスベストが多く含まれないように製造する基準が儲けられていいますが、中には精製度が粗悪なタルクがあり、問題となっています。

ドイツの研究協会では「発がん性が疑われる」とされています。アメリカでは、1995年にチャンドラー博士が「タルクの使用は、卵巣ガンや卵管繊維症、不妊の原因となる可能性がある」と発表しています。これは、肺に吸い込むということではなく、膣など粘膜近辺につけた時に経皮吸収された場合のようです。

2.シリコーンオイル

シリコーンオイル
ケイ素と塩化メチルを加熱して出来たシラン類を加水分解して出来る合成オイル。ジメチコン、メチコン、シクロメチコン、〇〇〇クロスポリマーという名前で成分表に書かれています。水にも油にも溶けにくく、水をはじく性質があるので、化粧崩れを防ぐために配合されていたり、艶を出したり滑りを良くしたりするためにメイクアップ化粧品に配合されています。また、髪の毛をコーティングする成分として、ケミカル系のシャンプーやコンディショナーに配合されています。

オイルというより、コーディング剤のような存在で、メイクの持ちや艶を良くしますが、このようなシリコーンオイルは、とても被膜性が強くて、肌に貼りついて落ちにくく慢性的に肌に残留しやすいんです。

落とそうとすると合成界面活性剤たっぷりのクレンジングが必要となます。ゴシゴシこすりすぎると、お肌を傷めて、色素沈着も起こしやすくなります。

3.合成色素

合成色素
メイク用品に使用されている石油由来の合成色素は、赤色5号とか、黄色4号など、〇色〇号という表示となります。昭和7年以降、赤色4号や黄色5号など数種類に発がん性が発見され、少しずつ蕁麻疹、鼻づまりなどのアレルギー症状を起させる可能性があるとされています。赤色104号には、人間の胎児の培養細胞突然異変を起こすことが国立遺伝学研究所の黒田行昭先生の実験で確認されています。

日本で使用が認められているタール色素は食品で12種類ですが、化粧品成分として許可されているものは、83種類もあります。ノルウェーやスウェーデンでは、タール色素は全面使用禁止で、先進国でこんなにタール色素を許可している国は日本以外にありません。

はたして良いのでしょうか?

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